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薪ストーブの設置の流れから設置場所までをわかりやすく解説。

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DanLife > 薪ストーブの基礎知識 > 設置の流れや設置場所について分かりやすく解説

薪ストーブの設置にまつわる基礎知識をご紹介

火の揺らめきを見ながら家族でゆっくりとした時間を過ごす。薪割りをしたり料理をしたりして趣のある生活を送る。薪ストーブはそんなわくわくするような憧れをいだかせてくれますね。
しかし、薪ストーブの設置をいざ検討するとなると何をどうすればいいかあまり想像がつきませんね。薪ストーブの設置に必要なのは、煙突や炉台などの設備を含めたプランニングです。
そこでここではお家に薪ストーブの設置するに至るまで、最低限の必要となる知識を簡単にご紹介します。

薪ストーブ設置の流れ

薪ストーブの設置はある程度期間を要するものです。それだけに導入を考えた場合どのような工程があるのか把握することは重要です。まず初めに薪ストーブの設置までの大まかな流れをご説明いたします。

1.薪ストーブを見に行く

まずは見てみないことには始まりません。実際に実物を見に行き、いろいろな機種のサイズ感を確かめたり触ってみたりするといいでしょう。また、その際にお店の人の生の声を聴くことで、設置後の生活のイメージを膨らませるといいでしょう。

2.薪ストーブの設置プランを立ててもらう

お気に入りの機種が決まったら家の図面をもとに見積り金額を出してもらいましょう。ここで重要となってくるのが設置場所です。煙突の長さ、出し方、部屋の温まり方や印象が変わってきます。綿密に相談いたしましょう。

3.購入する

ショップの店員さんの意見も参考にしながら導入機種を最終決定します。この段階で不安要素をなくすため、一度で決めず数回通い、不安な点や疑問点はすべて聞いて解決してから購入しましょう。

4.施工、薪ストーブの設置

施工は基本的に煙突の取り付けと本体、内部煙突の設置の二回に分けて行われます。新築のお家に設置する場合、煙突のプランによって施工に入るタイミングが違ってきます。購入と施工が別会社の場合、事前に打ち合わせをもって施工日を決定することになります。

5.火入れ、メンテナンス

最初に火入れを行う際には、薪ストーブの購入したお店の方が取り扱い方の説明としてデモンストレーションを行ってくれるのが一般的です。その後の使用方法でわからないことがあれば積極的にショップの方に聞くようにしましょう。メンテナンスの理想は年に一度シーズンオフの時期に行うことです。

薪ストーブの設置場所

薪ストーブの設置場所は家族全員が集まるリビングに設置することが一般的です。重要になってくるのはリビングのどこに設置するかです。設置場所は空気の流れが関係し、家全体の暖まり方が決まる非常に重要なポイントです。
かといって薪ストーブは家の象徴ともなる存在なので設置場所に悩まれる方も多いです。そこで設置場所としてオーソドックスなパターンを3つに分けて、それぞれのメリットとデメリットをご紹介いたします。

パターン1【リビング中央】

メリット:
薪ストーブから発せられる熱が360度暖めてくれるため、一番効率的に部屋を暖められます。存在感が抜群で薪ストーブのカッコよさを引き立てます。
デメリット:
部屋の中央は屋根が高いため長い煙突が必要となり、予算的には高価になります。また、部屋の中央になるため、広い部屋でないと部屋の使い勝手が悪くなります。

パターン2【リビングの壁際】

メリット:
中央に設置するのに次いで効率が良く、スペースと暖房の効率のバランスがいいです。
デメリット:
防火上の安全性を考慮すると左右に空間を作る必要があるため、家具などの配置を考慮する必要があります

パターン3【リビングの角】

メリット:
部屋全体を広く使える。炉壁が2面で構成されるので見た目のしまりが良い印象になります。
デメリット:
暖房効率が悪いため、暖気の循環を考える必要があります。

つまるところ、薪ストーブの設置場所でポイントとなるのは、暖房効率、生活導線、見栄え、安全性です。それぞれの設置場所にはこれらのポイントに一長一短があります。薪ストーブは生活に密接するため、使い勝手をある程度重要視するのがおすすめです。

煙突の設置

薪ストーブの設置を考えるうえで非常に関係が深いのが煙突をどのような形で設置するのかという点です。煙突の設置の話と薪ストーブの設置場所の話は切っても切れない関係ですので、ここでは煙突の基礎知識をご紹介したのちに煙突の設置についてご説明したいと思います。

煙突の基礎知識

仕組み
煙突の目的は薪ストーブの出す煙を室外に排煙することです。そして薪ストーブの燃焼を左右する重要な役割を担っています。おおよその仕組みとしましては、煙突の下部で暖められた空気が上部へと向かうことで上昇気流が起きるため、薪ストーブ内の燃焼を促進させ、なおかつ自然と煙を外へ吐き出されるようになっています。
煙突の出し方と形状
煙突の出し方と形状2種類あり、屋根出しと壁出しがあります。屋根出しは燃焼効率が良い理想的な方法で、壁出しは既存の住宅に後付けする際に用いられる方法です。

煙突の設置位置

煙突設備を施工する場合は安全基準が存在し、高さや位置などで守らなければいけないルールがあります。基礎知識で述べたように、煙突の排煙という目的を果たすためには上昇気流が必要となります。

この上昇気流を発生させるためには、煙突が薪ストーブ本体から垂直に、または横引きが1m以内、その後垂直に立ち上がった場合で最低4mの長さが必要とされています。また、根元から垂直の場合は5~6mという指標もあります。


 これらの安全基準を満たしたうえで薪ストーブの設置できる場所の選択肢が生まれます。
このように薪ストーブの設置場所には煙突の事情も含まれるため、家全体の構造との兼ね合いも見る必要があります。ここで重要なのは一つ一つの細かな数値や決まりを把握することではなく、薪ストーブの設置場所に関して各所に影響することがあるという認識を持つことであると思います。


理想の設置位置をイメージしたうえでその設置が可能かどうかという点はプランニングの際に業者様との打ち合わせですり合わせていってください。その際の参考にしていただくことをお勧めいたします。

炉台の設置

最後に炉台の設置についてお話いたします。炉台は薪ストーブのステージとも呼ばれ、薪ストーブを引き立たせてくれます。しかし、見た目上のためだけではなく、炉台には薪ストーブを家に入れるうえで非常に重要な機能的役割を担っております。

まずは簡単に炉台の役割を説明し、その後オリジナリティを生み出す炉台のアレンジについて紹介していきます。

炉台の役割

炉台の役割は主に3つあります。一番重要な役割は遮熱です。熱を壁に伝えないようにし、ひいては壁面内部の低温炭化を防ぎます。また、薪をくべる際に火の粉が飛んだり薪が落下したりするような不慮の事故から床を守る役割があります。さらに、非常に重量のある薪ストーブの重さを分散させ、床への負担を軽減させる役割もあります。

オリジナリティを出す炉台のアレンジ

炉台はその素材やスタイルによってオリジナリティを出すことができます。それぞれ薪ストーブの機能や使い勝手に関係するところではありますが、ここではそのバリエーションのみご紹介したいと思います。

■素材
・レンガ 
炉台の素材としては大道。赤レンガのほか、ブラウンやグレー、アンティークレンガなどがあり、色の合わせ方や敷き方や積み方でいくつものバリエーションがあります。


・タイル
レンガに次いで人気があり、デザインが豊富で壁や床材と色調をそろえやすいです。


・天然石・凝石
天然ものなので色や柄が同じものはなく、まさにオリジナルのしあがりになります。


・パネル
床の上に置くだけで完成し施工の手間がかかりません。鉄板やダラスでできたものが多く、モダンな種類の薪ストーブに合わせるととても映えます。

 

■スタイル(スタイルは炉台を何面で構成するのかをさしています。)

・1面(薪ストーブの足元のみに展開する炉台) 部屋の中心に設置する際に用います。床への汚れ、焦げ防止のために床一面にのみ敷きます。
壁との距離を保てる場所に設置する場合に使われるスタイル。非常にすっきりした見た目になります。

・2面(薪ストーブの足元と背面に接する壁が1面の際に展開する炉台)

スペースもとらず、縦型のデザインの薪ストーブ設置の場合に良く用いられ、スタイリッシュな印象になります。

・3面(薪ストーブの足元と背面に接する壁が2面の際に展開する炉台)

もっともポピュラーなスタイルで、部屋の角やコーナー部分に設置する際に用います。薪ストーブのある空間がどっしりと構えられるため全体が閉まって見えます。

・4面(薪ストーブの前面と上部以外を囲う炉台)

部屋の一部をくぼませて設置したり、薪ストーブ専門のコーナーを設ける場合に使われるスタイルです。重厚感と優雅さが演出できます。

まとめ

冒頭で述べたように、薪ストーブの設置にはしっかりとしたプランニングが必要になります。時間もかかるものですし、薪ストーブとは長い間生活を共にするものであると思うとやはりいろいろ考えこんでしまうと思います。そのためにここでは薪ストーブの設置に関して要点をまとめた情報を述べてきました。設置に際して守らなければいけないルールを踏まえた上で、薪ストーブを設置する場所や見た目のイメージある程度固めておくとしっかりとしたプランニングがスムーズに進むと思います。

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