DanLife > 薪ストーブコラム > 薪 > 薪割り機を選ぶときに抑えておくべきポイントについて
今年こそは必ず自分で薪割り体験をしようと試みているどりです。
薪割りと言ったら、薪割台に斧でスパーンっとなる、あれを想像しますよね。
最初は楽しんでやっているものの、どんどん飽きてきて腰も痛くなってきて…なんてこと、実際あるのではないでしょうか?(笑)
そんな時、機械の力に頼りたくないですか?
薪割り機、という便利なアイテムがあるのを知っていますか?
薪割り機は3タイプに分かれています。動力がエンジン式と電気式と手動式のものです。
それでは、これらについての情報を紹介します。
自分に合うものはどれかなどと考えながら読んでいただければと思います。
薪割り機の中でも高価なものとして扱われています。
というのも、サイズが大きく、他の2タイプと比べてパワーが格段と強いのがウリです。
小型から大型と幅広いモデルがあります。個人で使用する場合は小型で十分な性能ですが、
大量の薪を作る方などは中型以上のモデルがおすすめです。
しかしながら、エンジン式の悩ましいポイントは価格が高いことです。
国内外産問わず、20~60万ほどを目安として考えるとよいでしょう。
お手軽な値段でおよそ破砕力が10tを超えるものが多くあります。
木を横にしき、2本のレバーを交互に動かすことで伸びたシリンダーが薪を割るといった構造になっています。
先程は薪割り機の種類で選ぶ方法を紹介しました。
次は薪割り機の力である「破砕力」で選ぶ方法も紹介しようと思います。
薪割り機は、水平に置いた薪を油圧の力で刃に押し付けて割ります。
その際の油圧の力のことを破砕力と言います。破砕力の強さを表す単位は「t(トン)」です。
破砕力の差によって、割れる木の種類や太さなどが変わってきます。
価格を重要視することは大切ですが、破砕力の強さも目を通すことは忘れずにしましょう。
●破砕力:3~5t
直径5~25cmほどの原木など比較的細い種類に向いています。
軽量で取り扱いやすいため、女性におススメです。
●破砕力:6~7t
直径5~35cmほどの細いものから少し太い原木を割るのに適しているでしょう。
また、堅いと言われている広葉樹の原木なども対応可能です。
すべての薪を割ろうと考えている方におススメです。
●破砕力:7.5t~
直径5~40cmほどの細いものから太い原木まで広域にわたって割ることができます。
破砕力が高いので、コブなどクセがある箇所であっても割ってくれるでしょう。
エンジン式でよく見られます。
●破砕力:10t~
破砕力が高い為、太い原木も割ってくれます。
手動式でよく見られます。
使う原木によってパワーの必要度が変わってきますので、どの木の種類、太さを使うかなど考慮してから選ぶのが良いですね。
薪割り機は動力によって選ぶか、破砕力によって選ぶかの2つの方法があります。
上記を参考に、自分にあった薪割り機でこれから来る冬に向けて薪の準備を進めていただければと思います。
私のおすすめの薪割り機メーカーはこちら。
よかったら試してみてはいかがでしょうか?