DanLife > 薪ストーブコラム > 薪ストーブについて > 予算はどれ位必要?薪ストーブ生活にかかる費用を紹介
薪ストーブのある実家で育ち、上京して東京での薪ストーブライフに憧れをもつユキヒゲです。
薪ストーブのある生活にはどれほど予算が必要なのか、購入前に気になる点の一つですよね。そこで今回は初期費用、ランニングコスト、メンテナンスなどの維持費の各項目でどれほど費用が掛かり、全体を通じていくら見積もっておく必要があるかをご説明いたします。
まずは薪ストーブがお家に設置され、使い始めるまでの大まかな予算です。
機種にもよりますが、ざっと下記のようになります。
・薪ストーブの本体価格 約30~50万円
・煙突の本体価格 約40~50万円
・施工費用 約20~30万円
薪ストーブの機種、煙突の長さや構造、設置場所による施工費などの変動の幅を加味した、おおよその予算の一般的なモデルです。
一番安く抑えることができて90万円程度、軽自動車一台分くらいであると認識していただければ問題ないかと思います。
本体以外では、薪の調達や保存のための設備や道具、薪をくべる際に使うファイヤーツールなどの関連するアイテムにかかる予算は10万円程度です。
実際に使い始めるまでは安く抑えて100万円程度の予算を見積もっておく必要があります。
ランニングコストとしては、燃料となる薪にかかるコストとメンテナンスにかかるコストがあります。
□薪にかかるコスト
薪を購入する場合、薪ストーブを使用する期間を4か月とするとおおよそ12~18万円かかります。
内訳:
1日に必要な薪の量
7~10キロで1束の薪(500円)が2~3束(1000円~1500円)
4か月間 120日×1000~1500円
□メンテナンスにかかる費用
メンテナンスは安全性や長持ちさせるという面から考えて、
基本的にオフシーズンに入る際1度は行わなければなりません。
業者に依頼する場合
本体と煙突の点検や修繕や掃除等のフルメンテナンス 約35.000円
本体のみの点検や修繕や掃除のメンテナンス 約20.000円
薪ストーブの購入や設置、燃料の薪の購入やメンテナンスを業者に依頼した場合、
上記の内容を合計すると、導入した初年度の予算は122~165万円程度となります。
購入後は毎年メンテナンスと薪の購入で14~21万円程度かかります。
ここまで見るとかなり高い買い物ですよね。ですが!これはすべて手間暇をお金で買った場合の予算となります。
安く抑えるコツは自力で行うことです!
薪の調達とメンテナンスは自分たちでも行えます。むしろ自分たちで楽しみながらやっている人たちのほうが多いです。
どのようにやればいいかわからないことで不安も多いかと思いますが、やっている人たちがたくさんおりますし、薪ストーブの購入者は優しい方が多く快く教えてくれる人はたくさんおりますのでご安心下さい。
しかし、力もいる作業もありますし、手間暇かけたくないという方もいらっしゃるかと思いますので、こちらの記事の予算をご参考に選んでいただくことをお勧めします。
・本体の購入、設置から使用するまでに必要な予算 100万円~160万円
・1シーズン使用するにあたり必要な予算 14~21万円(削減可能)