DanLife > 薪ストーブコラム > トラブル > 逆流は対策すれば大丈夫!薪ストーブの煙問題を解決しよう
こんにちは!DanLifeライターのどりです。
薪ストーブをお使いの皆さん
煙突から煙が逆流してきて慌てた経験はありませんか?
予めに対策をしておけば煙の逆流は抑えることができるんです。
逆流が起きてしまう原因として、最も多くみられることが風圧帯の発生にあります。
風圧帯とは気圧の高い層のことを示します。煙突の上でこの風圧帯が発生すると、煙は抜けることができずに気圧の低い室内へ向かって流れてしまうんです。それによって、煙が逆流してしまいます。風圧帯の他に、風が壁面や屋根にぶつかることで乱気流が起き、高気圧を起こすことも多々挙げられます。
対策:
①煙突の排出口を屋根よりも高く設置する
屋根の近くに風圧帯が集まるので、およそ1cm以上は高くして風圧帯を避けるのがよいでしょう。
②煙突を真っすぐに立ち上げて設置する
横に出して2段階に排出する形もありますが、真っすぐに立ち上げることをお勧めします。
横に出さなければならない場合、煙突の長さを横に長く出すことで抵抗が増えてしまうので短くするなどをして対策をしましょう。
住んでる場所によって色んな環境がありますよね。雨がよく降る・全然降らない地域や、気温が高い・低い地域、様々です。今回は強風地域の場合であると逆流が起きてしまう可能性が高いのです。
というのも、風が強い場所であると煙突から出てきた空気が抜けることは強風によって阻まれてしまうからです。行き場を失った煙はそこでどんどん溜まってしまい、室内に蔓延してしまうのです。
対策:
強風地域専用の煙突トップが販売されています。これを付けることによって、強風時にも風を逃がし、逆流を防いでくれるのです。強風地域だからといって、薪ストーブが設置できないわけではないのです!
薪は十分に乾燥したものを使う。ということを覚えていますでしょうか?
乾燥しきっていない薪は不完全燃焼を起こし、温度が上がらずに煙を大量に発します。
対策:乾燥した薪を使う
大量の煙は近所の迷惑にもなりますし、煙突から抜けずに逆流してきた煙が室内に蔓延することは大変危険ですので、薪はしっかりと乾燥させたものを使いましょう。
下記にこれらの対策に使えるおススメアイテムを掲載しておきますので
是非目を通していただければと思います。
建物が密集している住宅地や、ビル風や谷風の強い場所、煙突の近くに大きな木がそばにある場所、、など注意が必要な地域は多く存在します。薪ストーブを設置する際は予め周辺地域の状況もしっかりと考えて設置をしましょう。 対策を行えば、煙突の逆流は必ず防ぐことができます。ですから、今ここでしっかりと頭に入れておきましょう。素敵な薪ストーブライフを送ってください♪