DanLife > 薪ストーブコラム > トラブル > 地震がきても薪ストーブへの影響は対策をすることで抑えれます
最近、全国問わず地震がすごく多いですよね。
揺れを感じるとすぐに騒ぎたててしまうミーハー女子、どりです。
私は東日本大震災からとても敏感になりました。
千葉に在住のどりの地方でも実家は泥棒が入ったかようにタンスは倒れ、食器棚からは食器が飛び出し床に散乱と凄まじい状態だったことを今でも覚えています。
そうそう、まだ肌寒い時期だったから石油ストーブもつけていて、地震きた瞬間にすぐさま止めましたね。ガスや火周りは何が起こるかわからないですからね。
薪ストーブをお使いの皆さん、ご購入をお考えの皆さん
地震がきたら薪ストーブってどうしたらいいんだろう?そんなすぐに消せるものなの?そもそも倒れたりしてきたらどうしよう?などなど。浮かび上がってくる不安をここで解決しちゃいましょう!
薪ストーブの重さを皆さんはご存知でしょうか?
およそ100~200キロほどあります。これは、一般的に重いとされている家具のグランドピアノなどと変わらない、もしくは更に重いかもしれません。
また、薪ストーブに必ずついている煙突がキーポイントとなります。二重断熱構造の煙突やストーブの低い位置をしっかりと固定されることなどが本体の横揺れなどを抑え、転倒防止の役目を担っています。
上記のいうところ、つまり、よほどのことがない限り薪ストーブは動くことはないのです。
では、ここで言う「よほどのこと」とはどのような状況でしょうか。
薪ストーブが動いてしまう原因として考えられることとして2点あります。
なぜ土台が重要なのかというと、足元がきちんとしていないものは大変危険だからです。特に薪ストーブは重たいものですから、固定されずにグラグラしてしまうと大惨事になりかねません。
床の素材の表面がツルツルとしているもの(大理石やタイル、フローリングなど)であると滑りやすい為、地震などで動いてしまう可能性があります。比較的ツルツルとした素材の方が掃除はしやすいですが、レンガなどの若干の凹凸など表面に変化があったほうが、摩擦によって滑りづらくなります。
一度設置をすると、動かせなくなりますので設置をする際にはきちんと位置や素材、構造、煙突の状態、周辺の環境などをきちんと確認しましょう。
しかし、やむを得ずそのような環境に設置せざるを得ない時もあるかもしれません。そういう時は、ハースゲートやヒートシールドを使用して万全な安全対策を行いましょう。
「薪ストーブは“動かないもの”であるから、絶対に安全」とは言えません。 ですが、最悪の事態を招かないためにできる限りのことをやることで避けられることもあります。是非、素敵な薪ストーブライフを送ってください。