DanLife > 薪ストーブコラム > 使い方 > 灰の処理方法が上手な人は薪ストーブの使い方上手?
灰の処理をしていたら真っ白なズボンを真っ黒にしてしまったことがあるユキヒゲです。
時には洋服や床を汚してしまうため処理を面倒と思われることもあるかと思いますが、薪ストーブにとってはメリットがたくさんあり、捨てるだけではなく有効活用することもできるんです。
ここでは灰の処理方法と有効な活用方法をご紹介いたします。
処理の方法を簡単にまとめるとこのようになります。
①受け皿から灰を取り除き、専用の不燃性のバケツに入れふたをする
②捨てるまでに2日以上置く
③可燃ごみとして出す。もしくは有効活用する
ここで気を付けたいポイントは、不燃性のバケツに2日以上置くことです。
理由としては、火が消えてもしばらく熱を持っているためです。
灰を処理するときには服を汚さないためにも専用の道具が必須です。
以下の灰専用掃除機は薪ストーブ専用のもので手作業では掃除しきれない灰も吸い上げてくれます。
集めた灰入れバケツにまとめておきましょう。
受け皿にたまった灰はすべてきれいに掃除する必要はなく、火室内に常時2~3㎝ほど残しておくと、炉の底冷えを抑えて火付きが悪くなることを避けられたり、おき火が持続しやすくなったり、高温で炊きすぎて炉が痛むのを防いだり・・・とメリットがたくさんあります。
可燃ゴミとして出すことは実はもったいないことです。薪ストーブユーザーの8割が灰をごみとして処理せず何らかの形で再利用しているというデータもあります。
ユーザーの皆さんが行っている有効活用の方法をまとめてみました。
・灰の中にある2~3㎝程の薪の燃え残りを次の焚き付け時の着火剤として使う。
・白いサラサラの灰を園芸や菜園の肥料として使う。
・少量の灰を濡れた新聞につけてフロントローディングガラスのガラス磨きに使う
方法は様々ですが、皆さん工夫して有効活用をしていますね。
こうしてみると新聞紙や歯ブラシみたいに再利用性の高いアイテムとしてとらえることもできる優れものですね。
一見、処理が面倒に見えますが、とらえ方によっては薪ストーブにとってメリットがあったり、上手に再利用できる便利なものであったりすることがお分かりになっていただけたかと思います。服や床が汚れてしまったり、面倒に思ったりすることもあるかと思いますが、有効活用しつつ上手に扱っていきましょう。